2018.12.12 | NEWS
釣り人による清掃活動でご一緒させていただいた日本白鳥の会のご紹介です。
琵琶湖の冬は多くの渡り鳥で賑わい、その水辺は鳥たちの楽園です。
その中でも湖の妖精と呼ばれていますコハクチョウは、4500km離れたロシアツンドラ地帯からやってくる、冬の使者たちなのです。
飛来する滋賀県草津市は今や冬の風物詩となっています。
平成12年、琵琶湖岸の環境保全と次の世代を担う子供達のために’’コハクチョウや水鳥が安心して住める環境づくりを目指して設立。
13年からはコハクチョウの顔写真を撮影して、個体識別を行う生態調査を継続して行なっております。
また、釣り具による被害が続出しているため飛来期間中は毎日清掃活動を行なっております。
冬季にはレジャーボートが飛来地の水鳥の群れに突っ込み、水鳥達を驚かす迷惑行為があります。
琵琶湖には優しい釣り人にきてほしいと切実に願っております。
釣り人との対立ではなく、琶湖を綺麗にしたいという同じ目標に向かって協力してよくしていこうと思っております。
釣り人も仕方なくラインブレイク等で釣り糸を残してしまうことも多々あると思いますが、飛来を楽しみにしている人達が大勢いるということを意識していただけたらと思います。